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仙人への返信 2017.12.13 [早大ラグビー部2017]

仙人様へ 
     「早稲田よ、これだけは頼む。絶対勝てるから・・・」

居士.png 残念でした。
 勝ち負けに限定していえば、早稲田は、
 勝てる試合だった! 激しい攻防が続
 くハラハラドキドキ感に満ちたよい試合
 でした。
 平板に表現すれば、試合開始後数分
 にして最初にトライ(+ゴール)を挙げ
 た明治が、最後までそのリードを保っ
 て逃げ切った試合でした。

明治の勝因は、事前に早稲田を徹底的に分析し、万全の対策を
講じたことにあります。これに対し早稲田はチームが持つ力を活
かす戦法を採ったが、得点に結びつく場面での最後の詰めが甘
かった。・・・仙人の観戦記に全く同感です。

試合の印象をいくつか具体的に記します。

1.印象としては、展開(バックス)の試合だった。

2.フォワードの体重は、Wが103.4kg、明治が103.5kgと全く同じ。
  しかし、明治のスクラムに1日の長があった。早稲田は慶応との
  スクラムにも劣位が見られたから、今年の早稲田のスクラムは
  弱いのだろう。同じ体重でも押し負けるというのは問題だ。

  優れたスクラムのコーチの指導を受けて「押し勝たなくてもよい
  が、せめて押し負けない」スクラムを組めるようにならなくちゃ。

3.だから、スクラムに弱い早稲田は「バックスの展開による得点」
  に賭けたのであろう。

4.両チームともよく攻め、よく守った。攻めも守りも緊張感に溢れた
  レベルの高いものであった。攻撃はフェーズ2桁に及ぶシーンが
  いくつもあった。しかし、数次にわたる攻撃でも攻防ラインをグッ
  と前に進めるシーンは見られなかった。一義的には、早明のデ
  フェンスがしっかりしていたからです。

5.両チームがよこ展開、縦のツッコミを重ねる間に、明治のフォワ
  ードに疲れが見えてきた。押す力に定評のある明治のフォワー
  ドが走り回れば、スクラムの力が弱くなるのは致し方無し。試合
  後半10分過ぎ頃から、明治のスクラムはそれまでの力強さを失
  い、スクラムは早明互角になった。

6.早稲田は「横+縦」の「走るラグビー」に賭けた。明治は早稲田の
  展開策を予想し、その対策を何度も何度も練習したに違いない。
  明治はその対策を見事にやり遂げた。早稲田の走るラグビーに
  負けずと走り、固いデフェンスで早稲田の攻撃を防いだ。そして、
  早稲田のロングパスをインターセプトし、先取点を挙げて、チーム
  を勢いづけた。早稲田は攻める時に、SOの岸岡が成功の危うい
  ロングパスを出したり、岸岡の傍を切り裂くように突っ込む早稲田
  のバックスにボールを「浮かして渡す(トス?)」(サインプレーでは
  ない)フォーメーションがあることを明治は熟知していた。だから、
  両チームのバックスが接近したときのロングパスやトスをカットす
  ることが出来た。狙っていたからだ。

  仙人の観戦記の中の早稲田のロングパスがカットされた数を知れ
  ば、明治は準備怠らず、であったことが分かる。

7.大学選手権の組み合わせで早稲田は厳しいブロックに入る こと
  になった。已むを得ない。対抗戦で4位だったのだから。でも勝ち
  進むことが出来ないわけではない。

  今年の帝京は例年ほど強くないようだし、明治、慶応とはレベル
  的には「ドングリの背比べ」だ。大学選手権では、早稲田は事前
  に対抗戦以外の相手チームをよく研究して、相手チームのかす
  かな隙を見逃すことなく、こじ開ける戦法を徹頭徹尾続ければ、
  勝ち進むことが出来ないわけではない。

8.早稲田は、
  ①(勝たなくてもよい)負けないスクラムを組めるようになってくれ。
  ②どこにも負けない「走るラグビー」を見せてくれ。
  ③横展開の先、縦に切り込む時、短い距離でスピード (加速度)
   を上げる練習を重ねよ。そうすれば、ロングパス、トスがカット
   されて不要な得点を相手に献上する機会は消滅する。
  ④体重と加速度を活かした破壊力のあるツッコミやフェイント、サ
   イドステップで相手デフェンスをかわして相手の狭い間隙を切り
   裂いて進む練習も頼む。
  ⑤早稲田のデフェンスは早明戦で見せたものでよい。体格を考
   慮すると現状が限界ではないかと思うので。

早稲田は対抗戦の最終盤に近づいて、良いチームになってきた。
戦闘力があって、攻守バランスのとれたチームになった。残念なこと
は、攻め込むのに「詰めに弱い」ことである。

体を作り上げ る時間的余裕はないから、早稲田が持つ強味は何か
をよく考えてそれを磨き上げて、あとは頭を使って「桶狭間の戦い」を
見せてくれ。

絶対勝てるから、頑張れ早稲田!

                          府中闘球居士
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仙人の「12/3早明戦観戦記」                                                        [早大ラグビー部2017]

          酔狂不安仙人 日記 2017.12.10

仙人b.jpg  銀杏が黄金色に輝き、22,000人を超
 えるほぼ満員の秩父宮が対抗戦とい
 うより大学選手権でいかに有利な山に
 入るかの重要な決戦の舞台であった。

 今季の明治は得点力が高く得失点差
 でもほぼ帝京に並んでいるのでも判る
 ようにFW,BK共強力でバランスが取
 れている。

 今日の試合を一言で言えば、早稲田
を研究し対策を立てた明治と愚直に横への展開と縦への突進を
繰り返し細工もなかった早稲田との差で、FWの地力が些か勝る
明治が優位に試合を運び、DF陣が最後まで早稲田の攻撃をし
のぎ切った結果と言えよう。

満員の秩父宮バックスタンド
満員の秩父宮バックスタンド.jpg

まず、前半立ち上がり4分の明治のトライは早稲田のロングパス
を読まれインターセプトされたもの。このロングパスからの失点は
(観戦した試合で)昨年は6,7回、今年は3回あり、各大学から狙
われているものだ。

早稲田の得点は前半10分、敵陣でのラインアウトからで、一塊
になったモールで②が抑える良い形のトライで同点。

その後明治に自陣深く攻め込まれ、10分近く耐えていたが、前半
28分、明治の⑨の動きに幻惑されたか、⑧にスッとパスされトラ
イを献上。前半は7:14と7点ビハインドで終わる。

後半開始早々5分、早稲田は攻め込まれた明治ボールをターンオ
ーバーして敵陣に攻め込み、今季初スタメンの⑮桑山(兄)が右
隅にトライし、2点差と追いつめる。

ただ、後半12分、早稲田ラインアウトのこぼれ球を明治に拾われ、
ディフェンスが整わないうちに明治の⑪に走られトライを奪われ、
更に21分自陣深く攻め込まれて最後は明治⑨のステップにかわ
されトライ、14点差となる。

ここ辺りから、早稲田もエンジンがかかり始め、攻撃に次ぐ攻撃で
敵陣に入りディフェンスが遅れて、耐え切れずペナルテイーを連
続する明治からついに後半34分ペナルティートライ(7点)を得る。
もう1トライ&ゴールは欲しい早稲田は自陣から果敢に攻めるが、
残り時間での焦りかペナルティーを犯し。後半36分明治にPG3点
を与えてしまい19:29と万事休すとなる。

足元の良くない中、早稲田のFWは前半は押され気味だったが、
スクラム、モール、ブレイクダウン、外でのアタック等でよく頑張っ
たと思う。


今日の試合を見る限り、早稲田は、ラインアウトのミス2本もあり
は要改善だ、攻撃のヴァリエイションも欲しい。捌き超一流のSH
だが攻撃参加にも使う手は無いのか?そして何より今後対戦す
る強力FWへの対抗策はと気になる点が多い。

今回の敗戦で実質対抗戦3位かと思っていたら、同日の慶応:青
学戦で119:5という記録的な点差で慶応が勝ったため、得失点
差で実質4位に転落してしまった。

対抗戦2位であれば準決勝(12/23)から出場だが、今回の結果
を受けた早稲田の山は死のロードで、12/16第3回戦東海(リーグ
戦2位)、勝てば12/23準決勝天理(関西1位、強力FW)そして勝
てば1/2帝京となるが。

いづれのチームも大型外人を有しパワーがある。ガチンコだけで
は層の厚くない早稲田は先には進めないだろう。何らかの工夫が
必要だ。

早稲田/加藤組の最後の試合になりかねない12/16の東海大戦に
は、応援に行かざるを得ないだろう。

今年秩父宮での最後の試合だし。  

                            酔狂不安仙人
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仙人の「居士のフォローに感謝する」                                                        [早大ラグビー部2017]

          酔狂不安仙人 日記 2017.11.28

仙人b.jpg 何時もながらザルの観戦記を秩序正し
 くフォローしていただき、恐縮の極みで
 す。
 今年の慶応は、身体も大きく、伝統の
 突き刺さるタックルに加え、ラインアウ
 ト(今回は1回ミスしましたが)も正確で、
 鋭い攻撃力は今一だがミスの少なく良
 く鍛錬されたまとまったチームです。選
 手も6~7割が塾高生だというのもまと
 まりの良さの要因でしょう。しかし、慶応
 のアタッカーはFWに1,2名、BKに2名
 ほどで、慶応の攻撃時も相手は防御し易いという難点があります。

毎年思うのは、慶応には泥臭さが足りず、勝利への執念が弱いと感じ
てます。育ちの良さや就職のためのラグビーという甘さがあるとみて
ます。帝京のように100点離しても、更に1トライ取りに行くという貪欲さ
やラグビーで身を立てるという覚悟がないのです。

後半12点差をつけた時に、これで緩むと見たのは上記の思いからで、
残り時間が5分で12点差ならともかくまだ18分もありここで緩んだら逆
転、早稲田にやられると見てたらそうなりました。これは精神力云々で
なく日頃の生活態度から身に着けるものでしょう。慶応は負けるべくし
て負けたと思います。

現代のラグビーではトライゲッターが1,2名ではディフェンス陣にマーク
され機能しません。早稲田からパナに行った藤田もそうでした。

早稲田は12点差で目を覚まし?まだ時間はあるし、早慶戦でノートラ
イでは終われないと発奮したのでしょう。スローフォワードを取られ、早
稲田のトライにはなりませんでしたが、逆転後のあのプレイには飛び
上がりました。

早稲田がラインアウトにのろのろと選手が集まるのだけは戴けません。
かって某大学にブーイングしていた早稲田が。

早明戦はどちらが勝つか予想出来ません。ペナルテイーとミスの少な
いチームが勝つでしょう。一般的には居士さんの方程式で良いとは思
いますが、ミスは読めません。

スクラムは劣勢でしょうが、マイボールはダイレクトフッキング等で3,4
秒我慢すれば良いと思います。問題はモール攻撃への対応の方で
しょう。ラインアウトは筑波戦以降かなり改善されてますね! ディフェ
ンス網もまあまあですし、ブレイクダウンも互角以上でしょうから。

明治の専門職の第一列とフランカー、センターから転職とルーキーの
第一列(走れるし、パスも出来る)の戦いも見ものです。ただ一年生の
③を潰そうと相手の①、②がかかって来るので、これをどうかわすか
もFW戦のの見せ場ですね。

それはともかく日:仏戦は残念でしたね!勝てる試合でした。でも勝た
ないほうが緩まなくて?あと2年頑張れますかね?

                            酔狂不安仙人
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仙人への返信 2017.11.27 [早大ラグビー部2017]

仙人様へ 
     「対慶応 早稲田が勝って良かった」

居士.png 詳細な観戦記をありがとうございます。
 早慶双方のプレイに対する仙人さんの
 講評に私も全く賛同します。とにかく、
 早稲田が勝ってよかった! ノーサイド
 の笛を聞いた時の私の本音です。

 試合の予想はしませんでした。五分だ
 と思ったからです。どんな戦いぶりを見
 せてくれるか、それだけを楽しみにテレ
ビ観戦しました。

試合の分水嶺は2箇所ありました。ひとつは後半の23分に慶応が3本
目のトライ&ゴールを挙げた後、それに続いて次はどちらが得点する
かの場面。もう一つは30分過ぎに早稲田が2つ目のトライ&ゴールを
挙げて早稲田23、慶応21と早稲田が逆転した場面。

しかし、私は早稲田が逆転した場面で、多少の不安はありましたが、
これで早稲田は勝てる、と思いました。慶応は最後の詰めに弱い! 
悔しがるだろうが、それが慶応の伝統だから。

以下は参考まで最近4年のスコア。
   2017:早稲田23-慶応21
   2016:早稲田25-慶応23
   2015:早稲田32-慶応31
   2014:早稲田25-慶応25

私の印象を箇条書風に記します。 ちょっと辛口です。

1.両チームは、体格、スクラム、ラインアウト、タックル、走力、攻め方・
  守り方、ゴールキックの正確さまで驚くほど似ている。まるで双子の
  兄弟チームが試合をしている感じ。

2.ちょっとした違いは、体重で5kg劣る早稲田がスクラムで慶応に押し
  負けていたこと。それとモールも負けていた。

3.早慶ともよく練習してきたと思われる。チームには大きな弱点がない。
  体格の劣位は疲れを見せない走力でカバーしていた。何フェーズに
  も及ぶ波状攻撃。守備はロータックルで、多くの場合、2~3人がかり
  で防いで、容易にトライを挙げさせなかった。自分たちの体格、力に合
  ったバランスの取れた模範的なチーム作りに成功したと言える。

4.でも、力強さ、突破力、破壊力が足りない。バランスの取れた優等生
  的チームでは、大きな弱点はないが圧倒的な破壊力を持つチームに
  は勝てない。帝京は、今年のチームについては知らないが、その圧
  倒的な破壊力を持つチームだと理解している。

5.大学選手権で、早稲田はそのような帝京に勝てるか? スクラムで
  も破壊力でも劣る早稲田が帝京に勝つ対策を練り上げ徹底して練
  習して欲しい。私は、走力(離合集散)を更にアップさせ、横展開に
  鋭い縦への複数人での切込みを加えたら、その先に僅差の勝利が
  見えはしないか、と想像します。しかも、今年の帝京は例年より弱い
  のかもしれない。
  帝京は慶応に僅差で勝ったのだ!それなら、慶応に勝った早稲田に
  も希望が湧こうというものです。

6.早明戦で勝つでしょう。慶応が明治に勝って、早稲田が慶応に勝っ
  たのだから、早稲田が明治に勝つのは論理的に考えて当然の帰結。

  (「理の当然」か「「三すくみ」かは、やってみないと分からない?)

                          府中闘球居士
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仙人の「早慶戦観戦記」                                                        [早大ラグビー部2017]

          酔狂不安仙人 日記 2017.11.23

仙人b.jpg またまた雨天の秩父宮かと思っていた
 ら12時を過ぎると奇跡的に晴れ上が
 った。抜けるような青空をバックに、銀
 杏の黄色と緑の爽やかなコントラスト
 が早慶戦の舞台でした。

 この数年は引分けはあったが負けた
 ことのない早稲田だが、今年の慶応
 はセットプレイ特にラインアウトが上
 手く、BKにもWTB,FBに切れ味の
 良いトライゲッターも持っており、春
の早慶戦では早稲田に12:33で敗れたものの、シーズンに入り着
実に実力を発揮している。

一方早稲田は、セットプレイ、特にスクラムが安定せず、また辛抱し
きれずペナルティーを犯すし、ハンドリングミスも多く、時としてディフェ
ンスにほころびも見られ思うに任せた試合が殆ど出来ていない。
そんなことから、私の予想は今年は久しぶりに慶応が勝つか?という
ものであった。

   バックスタンドと銀杏
バックッスタンドと銀杏.jpg
   
   校歌を歌う早稲田の選手
校歌を歌う早稲田の選手.JPG

両者とも固い動きのスタートでしたが、12分慶応に攻め込まれ1トライ
を献上し、慶応が勢いづくかと思いきや14分、34分とPG2つを早稲田
が決め1点ビハインドで後半戦に突入。慶応の攻撃性と早稲田の守勢
が目立った。

早稲田はスクラムで押されるし、ノックオンは相変わらず多いしで、しか
も従来ならタッチに蹴り出してラインアウトにすべきところをPG狙いに
行くなど攻撃的な姿勢が見られなかった。
(ただこの一見ネガティブな姿勢が着実な勝利への途だったというこ
 とを後で知らされる)

後半に入り、6分早稲田が3ッ目のPGを決め9:7と先行すると慶応は
すかさず10分、ラインアウトからのモール攻撃で1トライを返し逆転、
さらに勢いづいて23分力づくのトライを取り、早稲田との点差を12点
と拡げる。

この12点差が慶応の命取りになるのではとフト思った。慶応はこの点
差であれば勝てるのでは、との気の緩みが出る。早稲田は逆にこれ
以上離されたら勝負が決まってしまう危機感からしっかり締るのでは、
と見たのだ。

結果はその通りとなった。27分早稲田の縦横織り交ぜた攻撃で1トラ
イ返し5点差、31分さらにたたみかけ1トライ返して23:21と再逆転し、
そのままノーサイドへ。なんとまあ・・・。

勝利という意味では喜ばしいが、あの前半のミスの多さ、スクラムの
弱さを見るにつけ、大学選手権が思いやられる。リーグ戦の上位校
や関西の天理などパワーのあるFWにいかにして対抗するのか?と。

ノーサイド後に両校選手.jpg 今日は大きなボロこそ出さな
 かったがラインアウトもまだ
 まだ弱いし、モール攻撃へ
 の対応も心もとない。
 今日の勝利はPG選択(今
 のFWではラインアウトから
 モールで押し込むことは出
 来ない)とSH斉藤のゴール
 キックの正確さかも知れな
 い。それに慶応BKの攻撃
 をほぼ止め切ったディフェ
 ンスも。

 12月3日の早明戦では、明
 治がどうよりも、自分たちの
 ラグビーを存分に発揮して
 欲しいものだ。それには、
 我慢して規律を守りペナル
 ティーを減らし、ハンドリン
 グミスを無くすこと。ディフェ
 ンスのカバーを早くし、攻撃
 のパターンを増やすこと。
 そして何よりネバーギブアッ
 プの精神力だ。 
 それに尽きる。

         酔狂不安仙人
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仙人への返信 2017.10.31 [早大ラグビー部2017]

仙人様へ 
     「早稲田頑張れ! 優勝に絡んでおくれ」

居士.png 雨の早稲田✕帝京戦の観戦記拝見し
 ました。仙人の講評に賛同です。早稲
 田は頑張ったようですね。
 しかし、「私が仙人と全く同じです」で済
 ませては、ここでメールを終えねばなり
 ません。何か記さないと仙人に失礼で
 は?との考えから2,3、「やぶ睨み」の
 誹りを免れない感想を記します。「愛」
 あるが故の辛口な感想です。

早稲田は、対帝京戦で今年一番の頑張りぶりを見せた。昨年の対抗戦
2位の実力水準まで戻ってきた? 帝京相手に21点取ったことは評価
する。帝京相手に20点取るのは容易なことではないから。一方帝京に
40点取られた。得点差の20点は明らかに力に差があることを示す。

得点を21点増やすためには、ミニマム、帝京に点を与えないで、早稲
田が3つのトライ+コンバートを成功させねばならない。これは早稲田
にとって、はっきり言って難しい。それに、試合日は雨が降っていたか
ら、プレイ条件は悪かったはず。走るのにも、相手を止めるのにも、足
元がとられてしまう、パスミスも多くなって、体格、体力に勝る方が勝つ
ことになる。

しかし、勝つ側にも多くの得点は望めない。天候もグランド条件も良
かったら、点差はもっとあったのではないか。30点差くらいは。

早稲田は、大学選手権までにこの差をどこまで詰めてくれるか、その
努力の成果を大学選手権で見せて欲しい。


明治✕慶応戦はどちらが勝ってもおかしくない試合だったのでしょう。
今年の後半、慶応は強いのでしょうか、例年と違って。
この両チームと早稲田の強さとの関係が分からないので、なんともい
えませんが、この3チームの力は、現在、互角かもしれません。その
場合は、2位争いはこの3チームで競われることになりますが、

早稲田✕慶応、早稲田✕明治戦とも昨年と同じような試合をしないこ
とを望みたいね。既視感のある試合は見たくないからね。昨年は早稲
田が2位だったからよいものの、今年は下手にすると4位になることも。
それは堪えられない。

対抗戦は、帝京による「一強多弱」が続いています。どこかの国のよ
うな有様です。これは、面白くない。 毎年、2位争いにしのぎを削る
対抗戦なんて!

早稲田頑張れ! 優勝に絡んでくれ。それには、明慶に勝つのは当
たり前。圧倒的な勝利を挙げてくれ。そして、大学選手権までに帝京
の背中に近づいていることを多くのファンに披露してくれ。期待してる。

                          府中闘球居士
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仙人の「帝京戦観戦記」                                                        [早大ラグビー部2017]

          酔狂不安仙人 日記 2017.10.28

仙人b.jpg  今日も又、小雨煙る秩父宮に帝京戦
 観戦に行ってきました。一言で言えば、
 『21:40、早稲田善戦す、されど課題
 なお多し』というところでしょうか。

 戦前、昨年の3-75、今年の菅平の
 0-82、今期の日体、青学戦での失点
 の多さがどうしても頭から離れず、下
 手をすると今年も50点位の点差にな
 るのではとの強迫感がありましたが、
 反面、でも上手くすれば3トライ差位
で済むかなという、かすかな予感もありました。

 両校校歌斉唱
 DSCN0193.jpg
 前半早稲田のキックオフ
 DSCN0196.jpg

今日はヤット観られる試合になったなあというのが実感です。今日
の帝京はミスが多く、少なくともあと3トライくらいは取れた感じだし、
早稲田も少なくとも2トライくらいは取れたでしょう。その意味では、
この点差は今の実力差(些か甘い!)かも知れません。ある意味で
筑波戦からの好調さが維持されているのかも知れません。

前半は早稲田が14:7とリードして後半戦に入るかと思いきや、最
後の5分余りで逆に2トライ奪われてしまったり、後半も早稲田良
い形と思ったら痛恨のパスミスでトライ献上したりで・・・。以降、早
稲田がゲームを支配することはありませんでした。

ブレイクダウンでは大男を相手に、かなり頑張っていたし、ディフェ
ンスも大きく破綻することなく最後まで保ち続けたのがこの点差で
収まった要因であろう。

ただスクラムは相変わらず押されっぱなし、ラインアウト(筑波戦よ
りは少し改善されていたが)もマイボールを3割位は相手に渡して
いた感じだ。SOのキックの精度も問題がある。セットプレイが安定
しないとゲームが作れないのだ。秩父宮で正月を迎えるためにも
是非修正してほしものだ。

第一試合は慶応:明治戦で、28:26で慶応の勝利でした。明治はや
らずもがなのハイタックルでペナルティトライを献上したり、イージー
なGKを外したりで自から勝利を渡した感じでした。
明治はスクラムは(ほどほどに)強いがBKのキレがなくディフェンス
網を突破できない。慶応はラインアウトが実に上手くマイボールは
ほぼ100%確保出来ていた。

いよいよ11/23日は早慶戦、12/3日は早明戦です。

セットプレイが安定すれば攻撃力としては早稲田が両校に勝ってい
るのでは?とみてますが。

                          酔狂不安仙人
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仙人への返信 2017.10.17 [早大ラグビー部2017]

仙人様へ 
     「早稲田はどんなチームになろうとしているのでしょうか」

居士.png 仙人様 霧雨の中、筑波戦の応援に
 出向かれたとのこと、誠にお疲れ様で
 した。早稲田ラグビーに対する仙人の
 熱い情熱に、現役の選手達は心底感
 謝しなければなりません。
 私は、ひょんなことで筑波戦があるこ
 とを知りましたが、試合当日には、もう
 すっかり試合のことを忘れていました。

仙人の観戦記を拝誦して「また忘れてた!」と気が付きました。所詮、
私はこの程度の応援者です。

さて、仙人の観戦記を拝誦すると、早稲田は試合には勝ったが、面白
味の少ない、初歩的なミス続発の(?)試合だったようですね。
そして「28日の早稲田✕帝京戦を観れば、早稲田のこの一年間の鍛
錬の成果が実証される、昨年完敗した帝京の背中に早稲田がどこま
で迫れるか実証される」等、仙人の不安と期待のないまぜになった感
情が、冷静さを装った表現で書かれています。

「早稲田が急に強くなったとは思えないなあ」これが私の感想です。
むしろ「今年の筑波は強くない」ことを示してくれただけではないか。

私は「ラグビーというスポーツは、負け続けるチームが突然信じられ
ないほど強くなることはあり得ない」と考える者です。唯一そうなれ
るのは「戦術の変更が見事に当たった時+運」でしょう。

選手は毎日毎日、体を作り、鍛え、走って、精神も鍛えて、まずは相
手の全体としての肉体に勝つようにならねばなりません。チーム力も
度重なる試合を通じて試合勘も身につけねばなりません。選手の基
礎的な能力を高めまたチーム力を高めることは、一朝一夕ではでき
ません。身体能力の高い選手が練習の成果をどんどん体の中にた
め込まねばなりません。

これまでの早稲田の戦績から予想すると、帝京戦は全体的には昨年
に近い結果で終わるかもしれません。でも早稲田の今年の出だしの
「あれっ?あれっ!」の負け戦感からすれば、それも已むを得ないで
しょう。

早稲田には、まず明治と慶応に予想でも実試合でも圧勝して欲しい。
本音は「明治 や慶応に負けてもよいから、帝京には勝って欲しい」
だが、そんな夢を語っても詮無い話だから。(脱線しました)

帝京戦では、多くの面で劣位にある早稲田が真っ向勝負を仕掛けて、
前半は、目を見張るような展開を見せてくれればよい。敢えて点差は
問わない。後半、帝京の重戦車に蹴散らされても不満は言わない。

前半持続出来た早稲田の体力が、次回は、試合終了まで持続出来
さえすればあっと驚く戦法で帝京に勝つかもしれないのだから。

早稲田はどんなチームになっているのでしょうか。そして、どんなチ
ームになろうとしているのでしょうか。負けたって、負けたって、ファ
ンは次の試合に期待をしてくれる。かつてダメ虎と揶揄された「阪神
タイガース」なのに、タイガースファンはファンであることを誇りにして
いた!早稲田はそういうチームになって、強いチームを相手にラグ
ビーの面白さを見せて欲しい。

今私が早稲田に望むことは「勝敗は問わない、ラグビーの本源的な
面白さを見せてくれ」その一語に尽きる。

君たちは出来るはず!あの早稲田の後輩なんだから。

                          府中闘球居士
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仙人の「筑波戦観戦記」                                                        [早大ラグビー部2017]

          酔狂不安仙人 日記 2017.10.15

仙人b.jpg  霧雨の煙る秩父宮に筑波戦を観に行
 ってきました。夏の菅平での東海、帝
 京戦での惨敗があり、これを引きずっ
 ている訳でもないだろうが、
   日体戦(54:20)
   青学戦(94:24)
 と得点はまあまあだがアレッ?というよ
 うな失点があり今日の筑波戦でつぶさ
 に確認したい気持ちが抑えられなかっ
 たというのが本音だ。

結果は33:10での勝利ということだが、今日の試合ついては大外を抜
かれるようなこともなく、ディフェンスも最後まで機能していたが、筑波
のミスに助けられた面もある。

試合は前半はほぼ互角の戦いであったが、後半に早稲田が1分、6分
と立て続けにトライを取り引き離し、そのまま難なく終了というハラハ
ラドキドキのないゲームでした。

課題は多い。スクラムは特に前半押されていた。(明治も前半スクラム
で押されたらしいから筑波が強いのかも?)後半は修正したのか筑波
のスタミナが切れたのかほぼ互角で、昨年の第一列の抜けの穴がま
だこの時期で埋まっていないことを実感した。

またこの時期では大幅に改善されているべきミス(ノッコン、スローフォ
ワード、ノットストレート、タッチキックミス)が相変わらず多く、ゲーム
の流れを切るだけでなく、チャンスからピンチへと(筑波サイドも同じ
だったが)自らの首を絞めることになる。

ラインアウトも改善点が多い。マイボールを安易に相手に渡してしま
うケースが数件あり戴けない!また、今日は敵陣マイボールからの
モール攻撃が全く見られなかった。一時は早稲田のお株だったのだ
が、磨いておいてあるのかしらん?と気になった。(その代わり筑波
のモール攻撃にはよく対応し分断していた)

ディフェンスは大きな破綻なく終ったが、タックル、ラックからの戻り
が遅く、ギャップが出来そうな場面が散見された。
BE THE CHAIN を標榜するチームとしては、得点チャンスはあ
まり多くないのだから、防御は2次,3次と伸びて欲しい。

今日の試合では、キャプテン加藤は言うまでもなく、働くべきキーマ
ンが良く動いていた。SH斉藤は実によく動いてどこにでも顔を出し
て捌くし、SOの岸岡(ノッコンがあったが)も的確なキック。
No8下川(1年生)やWTC中野、WTB佐々木、FB古賀(1年生)も
前評判通りの活躍であった。

問題はこれから!28日の帝京戦をはじめに後半戦に入り、大学選
手権へと続くが、率直に言って今の早稲田ではこれに対応出来ない
のではないか?

少なくともこれだけは!

  スクラムトライを狙うようなFWは早稲田本来ののFWでは
  ない! 相手の球出しを遅らせたり方向を変えさせたり、
  マイボールを絶妙にコントロール出来るようなスクラムで
  充分。

  モール攻撃への対応力の強化

  ラインアウトはせめてマイボールの確保を最優先に

  優秀なプレイヤーは必ずマークされているので裏の裏のサ
  インプレイを幾つか用意し、相手の防御を混乱させギャップ
  を作る。

  それよりも何よりも、詰まらぬミス・ペナルティーを無くすこと

昨年の帝京戦は早稲田ノートライの3:75の惨敗でした。1年かかって
どこまで詰められたかが28日に実証されます。 

                          酔狂不安仙人
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仙人への返信 2017.8.28 [早大ラグビー部2017]

仙人様へ 
     「早稲田、夢もちぼうも・・・」

居士.png 仙人様、うたた寝後の寝ぼけ眼が「かっ
 と」見開きました。「早稲田のラグビーが
 どうしたって? あーぁ!」

 昔私がよく口にした「野球は高校野球、
 ラグビーは早稲田、サッカーはブラジ
 ル」は今ではすっかりセピア色になっ
 てしまいました。唯一「野球は高校野
 球」だけが今なお色あせることなし。

『打高投低』と評された今年の甲子園は、広陵の中村が素晴らしい打
撃力を披露。『清宮が出場しない甲子園なんて!』とすっかり興ざめ
していた私は、中村の活躍に「高校野球はまだまだ健在」と私のかつ
ての評価に自信を覚えた次第。

野球に比べ「サッカーはブラジル!」は「今では、何を評価してそう
褒め称えているのか理解しがたい」キャッチコピーに堕しました。

しかもそれに加えて、仙人さんの「早稲田よ目を覚ませ!」の早稲田
の『強さぶり』に、私はすっかり拍子抜けしてしまって、まったく言葉が
出ません。

早稲田は、帝京、東海に大量の得点を許したことには驚かないが、
帝京には得点0、東海には1トライのみ・・・何だこりゃ、何をやって
んだ!と怒り心頭です。「早稲田は落ちるとこまで落ちないと這い上
がれないのかも」と少しは期待を残して思っていましたが、こうも簡
単に落ちてしまっては、「これじゃ、もう這い上がれないのでは?」
と夢もちぼうもなくなりそうです。

早稲田が帝京と東海にほとんど「ぜろ敗」したことは、他の大学に大
いなる希望を与えたことでしょう。早稲田は全く怖くない! 最初か
ら早稲田を飲んでかかれ!積年の恥を一気に返すチャンスだ!と
他大学の監督やコーチが大声で部員を叱咤激励する声が聞こえる
ようです。

早稲田は負け癖がつかないうちに、何とか中位くらいまでは順位を
取り戻さないといけない。こんなひどい成績じゃ、優れた選手は早
稲田を目指さなくなるよ。彼らを、是非早稲田に来て一緒に強い早
稲田を復活させよう、と口説くの? まさか。

平泳ぎの中井コーチとか、女子レスリングの中京大のコーチとか、
優れた選手が我先にと駆け込んでくるような監督、コーチ陣を早稲
田は覚悟を以って用意しなきゃだめなんじゃないの?

昨年活躍した1年生は今年は2年生になって更に成長しているだ
ろうと期待したのは、私の勝手な無いものねだりだった? ・・・
それはないよ。

                            府中闘球居士
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