仙人への返信 2020.1.15

仙人様へ　
　　「早大優勝！！！　たまった溜飲が・・・」

　早稲田は大方の予想を裏切って見
　事に明治を倒しました。それも新
　国立競技場のこけら落し試合の10
　日後の大学ラグビー選手権決勝戦
　で！

　私は「溜飲を下げる」とはこうい
　うことか、と実感しました。

実は、私は息子夫婦、孫と一緒に対抗戦の早明戦、大学選手権の準
決勝戦そして決勝戦を競技場で観戦しました。

対抗戦での早稲田の無様な負け方に腹が立ち、やるせない気持ちが
募ってました。大学選手権の準決勝で多分早稲田は天理に蹴散らさ
れ吹っ飛ばされて負けるだろう、決勝戦で早明が戦うことはまずな
い、ほとんどそう信じてました。

それが天理にラグビーを全くさせずに早稲田は圧勝しました。
一方明治は予想通り東海に勝ったものの、私ば‘明治は強くない’の
印象でした。決勝戦は力に勝る明治がおそらく勝つだろうが、7点
以内の僅差で早稲田が逃げ勝つことも十分考えられる。早明戦は
他の試合とは違う。連中はお互いにメンツに賭けて相手を倒しに
かかる。それも伝統のチームカラーを鮮明にしてだ。
やってみなくちゃ分かんないじゃないか！

私は、次の問題意識を持ってこの試合を観戦しました。早明戦に
完敗した早稲田が決勝戦までの40日間にどのような準備をしたか
を、試合を通じて察知したい。

「男子三日会わざれば刮目すべし」を早稲田は7万人を超える観衆
の中でやって見せました。

早稲田が勝った理由を列挙することは省略します。ただ次の一言
を呈します。
　　「敵を知り己を知れば百戦して殆うからず」

早稲田よくやった！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　府中闘球居士

仙人の「1/11大学選手権決勝 早稲田優勝！！！」

　早稲田優勝ご同慶に存じます。
　正直優勝するとは思ってませんでした。
　ただ、あの新国立競技場の決勝戦で早
　明戦の再試合が出来れば最高だけどと
　夢見てました。

　11年前の決勝戦（相手は帝京）のこと
　は2009年1月10日でしたがハッキリ覚
　えてます。（当時のキャプテンが感想
　を聞かれて“ヤバイ”ですと答えマスコ
　ミ・大学関係者から早稲田のキャプテ
　ンらしからぬとイジメられたことも）

対抗戦の早明戦で中野の欠場がいかに痛いかを感じたのですが、
全くその通りで力強い縦への切り込みでギャップを作り、強力な
防御力で相手の攻撃をブレイクする大活躍。本人の出場準決勝、
決勝の2試合でトライこそなかったが、相手への圧力がいかに大き
かったか、本日のベストプレイヤーに選出されたのがその証拠で
す。


早稲田は準々決勝で日大を花園で57−14で下し、準決勝で天理を秩
父宮で52−14で撃破しましたが、これは些か出来過ぎで早明再戦は
厳しい試合になると予想してました。

ところが、ご覧のとおり明治にエンジンがかからない内に、かつ
対抗戦では出場しなかったＣＴＢ中野への対応に手こずっている
間に1ＰＧ、4Ｔ（Ｇ）を早稲田があげかつノートライで押さえて
主導権を握ってしまった。

後半明治の反撃が始まったが試合の主導権を握るまでには至らず
ノーサイド。



観戦していて感じたのは両校ともディフェンス強くないこと。特
に明治は同じような形でブレイクされる。後半の早稲田は集中力
が切れたのか走力が切れたのか、らしからぬトライの取られ方を
するようになった。

両校ともこのメンバーで戦うことはもうない。両校とも今日のメ
ンバーから9名が卒業してゆく。もっとディフェンス力を強化しな
いと。

早稲田は明日から今年の強化について第一歩を進めないといけない。
「荒ぶる」は一夜の夢で良い。お山の大将はしていられない。四面
敵が狙っているのだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　酔狂不安仙人

仙人への返信 2019.11.24

仙人様へ　
　　「早明戦　期待が膨らむね～」

　仙人さん、おひさしぶりです。対
　帝京戦はいかにも早稲田らしい試
　合展開で、最後の最後に帝京にと
　どめの逆転トライを挙げて積年の
　屈辱を晴らしました。満喫しまし
　た。それにひきかえ・・・、

　対慶応戦はがっかりでした。早稲
　田は勝ったから良いようなものの、
負けたり引き分けであったら、大声で怒鳴りつけてやりたい心境で
した。


早明戦はおそらく下馬評通り明治が優勢に試合を進めるでしょう。
早稲田はまず早慶戦を徹底的に反省せよ。甘えや初歩的なミスを重
ねるな。明治の破壊力のある突進を止めよ。どんなことがあっても
止めよ。

勇気をもって激しく当たれ！さすれば早稲田に必ずや活路が開ける。
そう、早稲田らしい見事な戦いをしてみせよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　府中闘球居士

仙人の「11/10対帝京戦 興奮いまだ覚めやらず」

　11/10日の早稲田：帝京戦は久し振
　りに観戦していて興奮しました。

　前半は取れば取られるというシーソ
　ーゲームかと思いきや、帝京の⑪山崎
　一人に16分,34分,36分と立て続けに3
　トライを奪われ、17:25で折り返す。

　後半3分⑩岸岡のランプレイで１トラ
　イ返し24:25と1点差に迫りかつ前半し
　てやられた帝京⑪が交代したこともあ
り一進一退の攻防だったが、後半28分に帝京の外人（後半⑧に入
った188Cm,129Kg）を含む強力FWに力負けして１トライ返えさ
れ24:32と8点差に開く。

残り5分、早稲田ラインアウトからBKを含めた12人のモールを組み
帝京ゴールを目指して前進、最後は1年生FL⑥相良（監督の息子）
が押さえて（ゴールは失敗）29:32の3点差。

もう時間が無い！残り1分を切ったところで帝京ゴール前での帝京
反則、PGで同点狙いか？もあったが早稲田は迷わずスクラム選択。

ゴール前の早稲田の猛攻もロスタイムに入り、一旦帝京にボールを
奪われてこれまでかと思ったら帝京にノッコンあり早稲田ボールの
スクラム、そしてボールを左や右に振りながら少しづつ前進する。
ラック状態になったスクラムから⑨斉藤が左右にパスするかと見せ
かけ、薄くなった正面めがけてラックを飛び越しダイビングトライ！

34:32で5分近い猛攻を続けた早稲田の逆転の9年ぶりの勝利でした。
これには20000人を超える大観衆も大歓声！
これだからラグビー観戦はやめられません。10ｍ程の横にいた森
(元総理)さんも大喜びでした。

今年は明治が強力です。FWがしっかりしてます。BKも良い。

帝京はどう言うわけか今年は防御力が足りません。。早、明の半分
くらいか？　連覇に慣れ毎年新たに挑戦してゆく練習が甘くなって
いるのかも？

慶応は外人（LO,CTWにNZからの留学生）がいる割には力になって
ません。伝統のタックルは健在ですが。日体大、筑波、明治に破れ
既に3敗、大学選手権は無理でしょう。

筑波はまあまあ。日体大、青学戦を残して2勝3敗なので大学選手権
には出場するでしょうが台風の目にはなれないでしょう。

早稲田は？　FW、特に第1列がどこまで保つか？モール攻撃対策は？
BKは中野が復帰すれば大学随一のBK陣かも。

早明戦でハッキリするでしょうが、下馬評は6：4で明治か？　下馬
評通りに行かないのが早明戦ですから楽しみです。

11月23日の早慶戦、瀕死の虎に噛まれないようにしてくれれば問題
ないでしょう。（野球の早慶戦の早稲田のように優位の慶応を倒す
こともあるので！）

　　※仙人のつぶやき(11/23)

　　　対帝京戦観戦記↑のアップロードが遅れ、対抗戦11/23の
　　　結果が出てしまいましたね。
　　　早大が慶大を17―10で退けて6戦全勝とし、2季連続の優
　　　勝へ前進しました。慶大は2勝4敗。

　　　早大は10-10の後半10分にSO岸岡がトライを挙げ、粘り強
　　　い守りで逃げ切った。定期戦、対抗戦での両校の通算対戦
　　　成績は早大の69勝20敗7分けとなった。

　　　対抗戦は勝敗数で争うため、24日の明大―帝京大で、5戦
　　　全勝の明大が敗れた場合、早大は12月1日の最終戦を待た
　　　ずに優勝が決まる。


W杯でも外国人の活躍が目立ちましたが、対抗戦8校でも帝京、慶応、
日体大の3校が外人をいれてますし、リーグ戦8校では専修、中央の
2校を除き6校が入れてます。早稲田も時間の問題かもしれませんね！

ただ、藤島 大の小説「北風」にあるような厳しい練習について行き
”One Team”に同化出来るまでには時間がかかりそうですね！

ラグビーはチームプレイですから特定個人が強いだけでは勝てません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　酔狂不安仙人

仙人の「早大ラグビー部 2019年度入部式」

　先日（13日）上井草で平成最後のラグビ
　ー蹴球部の入部式があり行ってきました。
　今年の入部者は選手27名、スタッフ6名の
　33名で部員総数は現在129名だそうです。

　グランド入口で例年通り新入部員のリスト
　を貰い、思わずアレー！例年になく選手の
　サイズが小さい。体重100ｋｇ超はゼロ、
　身長180ｃｍ超は4名しかいないのだ。


このためか、ＰＲは1名でサイズは160ｃｍ、90ｋｇ、ＬＯも1名で
181ｃｍ、82ｋｇ。これでは早慶、早明の新1年生戦ではスクラムが
組めなくノーコンテストでやらねばならない。

　33名の新入部員



高校強豪校のＰＲ．ＬＯが次々と他大学の取られているとの情報はあ
ったが、サイズだけで言えば、付属・系属校に２,3名位はと思ってい
たのだが。因みに、昨年は100ｋｇ超4名180ｃｍ超3名、一昨年は夫々
6名6名であった。

一昨年ＦＷ第1列がすべて抜け、昨年は不完全燃焼と言って留年して
くれたＰＲ（5年生）と高校でも活躍したＰＲ（1年生）に助けられ
対抗戦で同率優勝（実質第2位？）出来たが、今年は今までの遺産で
カバーするとしても、2年3年後はどうするのだ！

ＥＷ第1列第2列については早稲田ＯＢの全力を借りたリクルーティ
ングを今年はやらねばなるまい。ここだけは一定程度の基礎体力が
なければ務まらないのだ。

ＦＬや、斉藤の後任となるＳＨ、ＳＯ，ＣＴＢ、ＷＴＢ、ＦＢには
人材がおりそうなので今後の指導次第だろう。ＴＬを卒業した武川、
後藤（翔）、権丈の3氏がコーチに入るし。



入部式は松嶋部長の歓迎の祝辞、大東OB会会長の祝辞、相良監督の
歓迎の辞があり新入部員各自の決意表明があり、最後は斉藤キャプ
テンの主導で部歌「北風」斉唱で終わった。
清宮元監督の顔もありました。

　松嶋部長祝辞と全部員



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　酔狂不安仙人