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仙人への返信 2017.10.17 [早大ラグビー部2017]

仙人様へ 
     「早稲田はどんなチームになろうとしているのでしょうか」

居士.png 仙人様 霧雨の中、筑波戦の応援に
 出向かれたとのこと、誠にお疲れ様で
 した。早稲田ラグビーに対する仙人の
 熱い情熱に、現役の選手達は心底感
 謝しなければなりません。
 私は、ひょんなことで筑波戦があるこ
 とを知りましたが、試合当日には、もう
 すっかり試合のことを忘れていました。

仙人の観戦記を拝誦して「また忘れてた!」と気が付きました。所詮、
私はこの程度の応援者です。

さて、仙人の観戦記を拝誦すると、早稲田は試合には勝ったが、面白
味の少ない、初歩的なミス続発の(?)試合だったようですね。
そして「28日の早稲田✕帝京戦を観れば、早稲田のこの一年間の鍛
錬の成果が実証される、昨年完敗した帝京の背中に早稲田がどこま
で迫れるか実証される」等、仙人の不安と期待のないまぜになった感
情が、冷静さを装った表現で書かれています。

「早稲田が急に強くなったとは思えないなあ」これが私の感想です。
むしろ「今年の筑波は強くない」ことを示してくれただけではないか。

私は「ラグビーというスポーツは、負け続けるチームが突然信じられ
ないほど強くなることはあり得ない」と考える者です。唯一そうなれ
るのは「戦術の変更が見事に当たった時+運」でしょう。

選手は毎日毎日、体を作り、鍛え、走って、精神も鍛えて、まずは相
手の全体としての肉体に勝つようにならねばなりません。チーム力も
度重なる試合を通じて試合勘も身につけねばなりません。選手の基
礎的な能力を高めまたチーム力を高めることは、一朝一夕ではでき
ません。身体能力の高い選手が練習の成果をどんどん体の中にた
め込まねばなりません。

これまでの早稲田の戦績から予想すると、帝京戦は全体的には昨年
に近い結果で終わるかもしれません。でも早稲田の今年の出だしの
「あれっ?あれっ!」の負け戦感からすれば、それも已むを得ないで
しょう。

早稲田には、まず明治と慶応に予想でも実試合でも圧勝して欲しい。
本音は「明治 や慶応に負けてもよいから、帝京には勝って欲しい」
だが、そんな夢を語っても詮無い話だから。(脱線しました)

帝京戦では、多くの面で劣位にある早稲田が真っ向勝負を仕掛けて、
前半は、目を見張るような展開を見せてくれればよい。敢えて点差は
問わない。後半、帝京の重戦車に蹴散らされても不満は言わない。

前半持続出来た早稲田の体力が、次回は、試合終了まで持続出来
さえすればあっと驚く戦法で帝京に勝つかもしれないのだから。

早稲田はどんなチームになっているのでしょうか。そして、どんなチ
ームになろうとしているのでしょうか。負けたって、負けたって、ファ
ンは次の試合に期待をしてくれる。かつてダメ虎と揶揄された「阪神
タイガース」なのに、タイガースファンはファンであることを誇りにして
いた!早稲田はそういうチームになって、強いチームを相手にラグ
ビーの面白さを見せて欲しい。

今私が早稲田に望むことは「勝敗は問わない、ラグビーの本源的な
面白さを見せてくれ」その一語に尽きる。

君たちは出来るはず!あの早稲田の後輩なんだから。

                          府中闘球居士
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