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ダクタク句集 2016年(平成28年)6月 [ダクタク2016年6月]

6/30thu
世界中で お祓い受けよか 夏越しの日
     (せかいじゅうで おはらいうけよか なごしのひ)
        ※「夏越の祓え(なごしのはらえ)」半年のケガレ、アカ
         を落とし、収穫を含む後半年の無事を祈る行事。宮
         中では古来大晦日と同じく年二度の大祓えを行う。こ
         れが民間に広がり、関西を中心に出雲系の神社で夏
         越の祓えを行うようになったとか。
         その昔、上野観音堂に復活した広重ゆかりの「月の
         松」を、夏越し祓え用の茅の輪かと勘違いしてちょ
         っぴり恥をかいたことを思い出した

もう一度 茅の輪くぐりに 伊勢志摩へ
     (もういちど ちのわくぐりに いせしまへ)
        ※切にそう思う。この半年、波平らかに

6/29wed
ムキムキに ムチムチまじり いいにおい
     (むきむきに むちむちまじり いいにおい)
        ※さすがに元気で素直な子が多い。発達した肢体
         は高校生バナレ・・・。時には、いや、しばしば?
         こうした感想も

良い嫁に いざとなったら 怖いかも
     (よいよめに いざとなったら こわいかも)
        ※女房に「すりこぎ棒を持たせたら、超こわい」と
         か言っても「すりこぎ棒を持たす」はとうに死語・・
         ・。彼女らを怒らせたら、武器はなくとも、十分こ
         わい。あの脚力、腕力はあり余っている

6/28tue
強豪の ソフトの選手 腿太く
     (きょうごうの そふとのせんしゅ ももふとく)
        ※地元の木更津総合高の女子ソフトボール部は有力
         選手を輩出し、全国制覇もしている強豪。練習場は
         学校から離れていて、我が家の近くだ。彼女らの学
         校との往復は学校が揃えたママチャリである

こんばんわ 軽々と坂を 行く娘
     (こんばんわ かるがるとさかを いくむすめ)
        ※練習場からの帰りは長い登り道。夕方の犬の散歩で
         毎日のように「こんばんわ~」と声をかけられる。
         赤い練習着、半ズボン。おしゃべりしながら、鼻歌まじ
         りで、軽々と登っていく。ノーギア。
         若い馬力にため息がもれる・・・

6/26sun
同級会 わがナデシコは みなナニ子
     (どうきゅうかい わがなでしこは みななにこ)
        ※中学校の同級会が田端で開催される。都合で欠席。
         名簿を見る。女子の殆どは名前に「子」がつく。
         いいなァ・・・さすが、わがナデシコ

なつかしい 声は嗄れ どちらさま
     (なつかしい こえはしわがれ どちらさま)
        ※亡くなった人の名も散見される。70歳のあたりだ
         と5人に1人くらいは既に認知症を発症しててもお
         かしくない。みんな、元気で良かったねェ

6/25sat
アァ無念 パイプの香り 夢に見る
     (あぁむねん ぱいぷのかおり ゆめにみる)
        ※英国EU離脱、参院選等々時事絡みの話題沸騰で、
         いささか辟易気味。こんなときは夢への疎開に限る
         と思ったが、夢に浮かんだのはパイプたばこのなつ
         かしい香り。先日偶然見つけたパイプが発端だ。
         北九州市内の専門店で見つけた英国製のパイプた
         ばこ、これぞ探し求めていたものだった。馥郁たる香
         り、刺激の上品さと強さ・・・天にも昇る気持ちだった。
         値段も手頃。東京の専門店でも扱いは少ないと聞い
         て、多めに買い求めた。
         アァ、それなのに・・・ひと月もしないうちにドクタース
         トップに遭うとは・・・。当該医師の上司で、ヘビース
         モーカーの院長に相談したら、「紙巻ならいいでしょ
         う、しかしパイプは駄目です」いつになく毅然と言った
         ものだ。悩んだ末にパイプたばこをやめるに至った
         顛末・・・
買い置きし パイプたばこを 捨てし晩
     (かいおきし ぱいぷたばこを すてしばん)

6/24fri
想像が つかぬ不安の 梅雨続く
     (そうぞうが つかぬふあんの つゆつづく)
        ※直近の予想に反して、英国のEU「離脱」が過半数
         となる。どんなに接戦でも結果に身を委ねる・・・
         大胆な選択がなされた。
         誰がいつ、どういうことをするのか? 誰と交渉し
         て決めるのか? いつまでに? 何も決まっていな
         い・・・英国未曾有の梅雨の始まり

6/23thu
英国の もう笑えない 真っ二つ
     (えいこくの もうわらえない まっぷたつ)
        ※国民投票を決めた現政権も読み違いを後悔している。
         我々対岸の野次馬は長いこと軽く笑ってきたが・・・・・
         もう、そうもいかない

離脱して よく味わってから 再加入
     (りだつして よくあじわってから さいかにゅう)
        ※EU前を経験している中高年に見識有り。しかし再
         加入が事実上ありえないのであれば、EU発足後に
         生まれた若年層に票の重さを傾斜すべきだよね。こ
         れからずうっと投票結果でやっていかなくてはいけ
         ないのは彼らだから・・・

6/22wed
ラッジ嬢 顔も主張も 五つ星
     (らっじじょう かおもしゅちょうも いつつぼし)
        ※新ローマ市長、野党「五つ星運動」の候補が圧勝
         
この季節 贈り贈られ 地のアサリ
     (このきせつ おくりおくられ じのあさり)
        ※真夏日ラッシュも一服、鈍色の雲が厚い。この季節
         の定例行事がこれ。地のアサリとは、潮干狩りの本
         場、内房にあって、輸入された稚貝から育ったもの
         ではない、という意味だが・・・

6/21tue
北欧の 夏至祭祝う 踊りの輪
     (ほくおうの げしさいいわう おどりのわ)
        ※地元で老若男女が集い、夏の到来を喜ぶ。踊ってい
         る人々の笑顔に祭りを見た。観光客は増えているら
         しいが、それは有名地の話。多くの町や村ではまだ
         まだ素朴な伝統の祭り。
         脈絡はなくとも世界のお祭りを輸入し、若者に植え
         付けるのが最近の日本の商魂・・・。真似なくとも、
         こういうのって日本にいくらもあったような気が・・・
         
いそいそと スイカの受粉 寝坊せず
     (いそいそと すいかのじゅふん ねぼうせず)
        ※スイカは雌花が比較的小さく、人手による受粉はや
         や難しいとか。虫に頼むのが一番なのだろうけれど、
         虫自体が少ない場所もある。開花後2、3時間のう
         ちに、離れた畑まで出かける

6/20mon
貰い手の なかったパイプを 箱に詰め
     (もらいての なかったぱいぷを はこにつめ)
        ※古いダンボールの中に、箱詰めのパイプが出てきた。
         20年以上前ドクターストップがかかって、泣く泣く
         パイプたばこをやめた時のものだ。様々な思いが
         一瞬のうちに蘇る。残っていたかァ・・・。
         時折あった海外出張の時に、行く先でまずデパート
         のタバコ専門コーナーに立ち寄り、パイプを一つと
         現地で人気のタバコブランドを尋ねて、買い求める
         のをひそかな楽しみにしていた。到着早々自分へ
         の土産をまず第一に買っていたようなものだったけ

6/19sun
この国は アオイ科様さま 夏の花
     (このくには あおいかさまさま なつのはな)
        ※我が家の庭も、近所のお宅も、アオイ科のムクゲ、
         アオイ、フヨウの花々を見ない日はない。筆者にと
         ってはこれぞ断然日本の花という感がある。ついで
         に言えば畑のオクラの花も見るからに仲間で、これ
         皆「アオイ科」、アオイ科様さま。
         全て一日花で、楚々とした名花である。ムクゲなど
         は夏中盛んに花をつけ続ける。ケナゲです

6/18sat
真夏日に うちのお嬢は 悲鳴あげ
     (まなつびに うちのおじょうは ひめいあげ)
        ※梅雨の合間に真夏日襲来。メス5歳の雑種犬は、散
         歩先では日陰に急に横たわってストライキ、夜には
         寝床が熱いとヘルプミーの悲鳴を・・・

気をつけて 冬毛は急に 抜けません
     (きをつけて ふゆげはきゅうに ぬけません)
        ※このところ冬毛のケアをしてやっていたのに、抜け
         毛が終わる前にこの気温。気をつけてって言われて
         もね・・・

6/16thu
都知事辞め 梅雨に咲き出す 花いくつ
     (とちじやめ つゆにさきだす はないくつ)
        ※後継候補が取り沙汰されている。どうなるか・・・、
         開く花、散る花、仇花も。
         庭の花で好きな花をいくつか、シャラ、ききょう、
         アジサイ、ムクゲ、アガパンサスなど

清濁を 併せ呑むのは 嫌いです
     (せいだくを あわせのむのは きらいです)
        ※コーヒーだってブラックしか飲みません、とか。
         昭和も遠くなりにけりです。もっとも、大して清く
         もない男が小悪、微悪を重ねたのだから自業
         自得か? せこい・・・

信長も 陰暦6月に 倒れたり
     (のぶながも いんれきろくがつに たおれたり)
        ※光秀が決心した時に詠んだとされる句はこちら
          「時は今 雨が下しる 五月かな」
         雨の季節です

なぞらえよ 信長も死んだ 花ききょう
     (なぞらえよ のぶながもしんだ はなききょう)
        ※信長に比較すべくもないが、せめて退陣のお見舞
         いに。この句は織田家の家紋がききょうであること
         がミソだったが、重要なミスがありました。正しくは、
         「木瓜紋(もっこうもん)」というらしく、鳥の巣を象っ
         た(かたどった)紋らしい。木瓜というからキュウリ
         かな?と思ったら、それでもないとか。
         舛添さん、ありがとう。勉強になりました

6/15wed
花菖蒲 今年は描くぞ 池の端
     (はなしょうぶ ことしはかくぞ いけのはた)
        ※例年訪れる隣市袖ヶ浦公園の花菖蒲園。いつもと
         違うのは、今回は絵画教室の野外スケッチで来た
         ということ。いつもスケッチしている人の絵をそっと
         覗いたりしたものだが、なんと見られる側に。後ろ
         に視線が・・・。人の目を意識するな、絵に集中しろ、
         ・・・ハ、ハイ、わかるんですけど、ちょっとね・・・。
         見ていただけるような代物じゃありません

描くのが 大好きな先生 ついていく
     (えがくのが だいすきなせんせい ついていく)
        ※S女なる先生は、指導がどうこういうより、ご自身
         「絵を描くのが大好き」である。2週間に一回の教
         室の他に、野外スケッチとかスケッチ旅行とかを
         熱心に提案する。サボることも出来ない。
         フーッ、しっかりついていくしかない・・・

6/13mon
武満と 俊太郎の詩が 共鳴し
     (たけみつと しゅんたろうのしが きょうめいし)
        ※昨夜放送の4月N響定期「系図(Family Tree)~
         若い人たちのための音楽詩」、良かった。ググッと
         刺さり込む武満の魅力とは違って、朗読と曲が溶け
         合い、素直な充足感を残してくれた。
         これは詩の朗読を独奏者にしたコンチェルト・・・

詩の少女 初演を手がけた 米指揮者
     (しのしょうじょ しょえんをてがけた べいしきしゃ)
        ※10代前半と武満の指定がある朗読者は山口まゆ
         (女優・15歳)。きれいな日本語の響き。指揮は武
         満と交友があった米指揮者レナード・スラットキン。
         なんと1995年にこの曲を初演している。
         両人に拍手ッ

6/12sun
参院より アッチの選挙を 堪能し
     (さんいんより あっちのせんきょを たんのうし)
        ※長い米国大統領選、フィリピン、ペルーの大統領選、
         これらの情報は逐次伝えられる。楽しんでいるわけ
         じゃありませんぞ。なにを活きた争点にし、自分は
         なにをするかを訴えることの大事さを感じ取ってい
         る。水と油の連衡など、遥かそれ以前の話・・・

6/11sat
親を看る 勲一等の 妻の顔
     (おやをみる くんいっとうの つまのかお)
        ※友人は父親の認知症が進み、自宅介護を諦め、この
         度施設に預けた。友人の奥さんはそれを苦にしてい
         るという。5年以上の奥さんの献身的な介護を知っ
         ているだけに、心からご苦労様と言いたい。良い施
         設に恵まれれば、患者にとっても最良となることも
         ・・・少し身体を休めて欲しい。これからも大変だから

感謝する クセつけねばと 古稀の坂
     (かんしゃする くせつけねばと こきのさか)
        ※感謝するは心から。されど感謝するは能力、一方で
         感謝するは習慣。
         「感謝するより、されることの方が多い」とうそぶく人
         は多分感謝する能力に欠ける人、感謝する場面に
         鈍感な人。感謝は相手にわかるようにという意味で
         は習慣が大事。相手に伝えるクセを・・・

6/10fri
こんなにも 速い時計は 嫌いです
     (こんなにも はやいとけいは きらいです)
        ※朗報です。かなりゆっくりの時計が中国で発売にな
         りました

手に暦 時計を見て待つ 向こう岸
     (てにこよみ とけいをみてまつ むこうぎし)
        ※有名な三△の川の向こう岸で待っているのは、よく
         見たら、あれェ? 両親か。二人とも随分若返って
         見える。幸せそう・・・。
         でも、その手にはのらないよ、まだいかないー時計も
         買い換えたからね、余計に遅れるかも・・・

時計見て アノヤローッと 乙女いい
     (とけいみて あのやろーっと おとめいい)
        ※時の記念日、最後は若やいだ一句をと思ったが・・・

6/9thu
南仏は 外で夕食 蚊はいない
     (なんふつは そとでゆうしょく かはいない)

蚊はブンブ ブンブと俺の 目を狙う
     (かはぶんぶ ぶんぶとおれの めをねらう)

日本も 水田のまわり 蚊はいない
     (にっぽんも すいでんのまわり かはいない)
        ※借りている畑では一年中ほぼ蚊はいない。南仏や
         イタリアを気取って、ここで食事も出来るなァと家内
         に言ったら、「ここいらは周囲の田んぼでしこたま
         農薬を使っているからよ」と。納得。
         虫も、蚊もいない、蛇もいなくなり・・・これって喜べ
         ない

6/8wed
老班は 父親譲り 梅雨の夜
     (ろうはんは ちちおやゆずり つゆのよる)
        ※父親と同じ場所、同じ文様?の老斑が・・・。これ
         ばかりは似なくともと思っていたが、残念だがしっ
         かり親子。嬉しいような、やっぱりそうじゃないよ
         うな。ブルッ、一枚では肌寒くなってきたぞ・・・

点々と 額の上に 新島が
     (てんてんと ひたいのうえに しんとうが)
        ※西之島ほど活発ではないが、点々と新島が次第に
         はっきりしてきた。老班列島反対、周辺の軍事基地
         化と拡張反対・・・6/5関東地方梅雨入り

6/7tue
とことこと 梅ジャム砂糖を 果てしなく
     (とことこと うめじゃむさとうを はてしなく)
        ※梅の収穫、例年以上の豊作。
         子供のころ、町内にある駄菓子屋ではこの季節にな
         ると「青梅の塩漬け」を売っていた。腹をこわすと親
         からとめられていたが、目を盗んで買い食いをした
         時のあのうまさは忘れない。
         ン十年後の今、夢よもう一度と塩漬けを提案してみ
         たのだが、あえなく拒否された。一回だって腹がお
         かしくなることはなかったのに・・・

6/6mon
潮干狩り ぴったり2キロの 持ち帰り
     (しおひがり ぴったりにきろの もちかえり)
        ※今シーズン、初めての潮干狩り。曇天で微風、絶好
         の天候。海上ではちょっとの太陽でも、照り返しと潮
         風のために日に焼ける。
         今年新たに潮干狩りを始めた、この海岸は収穫は
         イマイチ、それでも検量所ではリミットいっぱい。
         越えると1キログラム800円で買い求めとなる

6/5sun
家ごもり 文句言われぬ 梅雨が好き
     (いえごもり もんくいわれぬ つゆがすき)
        ※好天でも埃っぽい日は苦手。終日家にいて、なにす
         るわけでもなく、時を過ごすのは最高。生産的なこと
         は殆ど含まないが、やることは実はいっぱいある。
         梅雨待望・・・今日明日にも?

雨降って 地固まらぬ シニア道
     (あめふって じかたまらぬ しにあみち)
        ※家族とか経済状況とか交友とか・・暮らしの基本と
         なるフレームはそんなに変わりようがないものだが、
         モノの考え方、なにに価値を置くか、十分に潔いか
         などなど・・・過去の悔いをくよくよすることから脱け
         だせない故に、またこんな現世故に、小さな胸は揺
         れ動き、惑うことが少なくない。・・・雨の日がいい。
         なにせ初体験のシニア道・・・

6/4sat
ハチドリに ひばりの飛翔 オスプレイ
     (はちどりに ひばりのひしょう おすぷれー)
        ※空中にとどまるのが売りの3種。今、頭上遥かに
         高くいるのは雲雀。オスプレイとは鷹の一種で、
         ミサゴという猛禽類とか。平和にさえずる雲雀とは
         大違い・・・ 
         平和をさえずるカタロニアの鳥は名高い。カザル
         スの国連での演奏がYouTubeにあります。
         https://www.youtube.com/watch?v=_T8DjwLt_c4

6/3fri
さくらんぼ 10個頬ばり 富士嗤う
     (さくらんぼ じゅっこほおばり ふじわらう)
        ※山梨勝沼で初のさくらんぼ狩り。家内の野菜栽培サ
         ークルのバスハイクに便乗した。夢中で頬ばったの
         は、たわわに赤く実った紅秀峰という品種。甘いッ
         ・・甘すぎる・・・。年甲斐もなく、もいで食べる、また
         食べる・・山梨側からの富士は久しぶり。
         1個が大きいし、実際は口の中に10個はムリ。せ
         いぜい5~6個だった。種を機関銃のように?出す。
         よくやるねェ、70歳の人のやることか・・・

桜桃の ワクワク感は すぐに消え
     (おうとうの わくわくかんは すぐにきえ)
        ※小さい頃からさくらんぼには憧れ、ときめき感があ
         る。高価というより食べる機会が限られていたから。
         あの頃に植えつけられた甘酸っぱい食感は、最近
         の甘さ、大粒、きれいさとは別物だ。
         目の前の大量のさくらんぼに目がくらむ。いけーッ
         とばかりに頬ばる。その直後から、あのときめき感
         は霧消した。食べ放題のただの甘い商品に・・・

6/1wed
デカ尻を 押し上げ桃の 袋かけ
     (でかしりを おしあげももの ふくろかけ)
        ※たった一本の桃の木。摘果を2度やり、今日は袋か
         け。去年は味はまずまず、しかしいかにも実が小さ
         かった。捕らぬ狸の皮算用、立派な桃を夢見ながら、
         脚立に上った家内を下から支える・・・

実を落とす ジューンドロップの 音二つ
     (みをおとす じゅーんどろっぷの おとふたつ)
        ※June drop、六月の花嫁 June bride の涙のことで
         はない。6月頃、まだ若い果実が自然に落ちること。
         元気な実を選び、確実に子孫を残すために樹木自身
         が行う間引き現象だ。良いネーミングだなァ、勉強に
         なった。しかし感心してはいられない。病害虫などで
         全部が落果してしまうことだってあるから。これは別
         物。ちなみに我が家の音二つは柿の木
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