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ダクタク2016年7月 ブログトップ

ダクタク句集 2016年(平成28年)7月 [ダクタク2016年7月]

7/31sun
虎の子の スイカを床に 飾りおき
     (とらのこの すいかをとこに かざりおき)
         ※今年不作の小玉スイカ。収穫はこぶりの小玉2個。
          しばし床の間に置く

頑張ったね 小さき桃は 頬を染め
     (がんばったね ちいさきももは ほほをそめ)
         ※猛暑日の幻想

7/30sat
蒲焼も 代用品か 土用浪
     (かばやきも だいようひんか どようなみ)
        ※土用丑の日、暑さ盛りだが暦上は晩夏。近大産のナ
         マズの蒲焼が報道されている。食材、食資源に関し
         て研究と開発・実用化、近大はすごい。

富士山よ 代用品だって いやだねえ
     (ふじさんよ だいようひんだって いやだねえ)
        ※でもそんなもの食わない。「土用の鰻」は源内先生
         が言い出して以来というのが有力な説と言われる。
         今で言えばCM。筆者は高ければ食わない、なけれ
         ば欲しがりません

復古調  欲しがりませんに 代用品
     (ふっこちょう ほしがりませんに だいようひん)
        ※戦中と戦後しばらく、欲しがりませんと代用品はモ
         ノなし、物不足の代名詞だった

今年また 欲しがりませんの 夏が来る
     (ことしまた ほしがりませんの なつがくる)
        ※8月は特別な月。鎮魂と反省と、それと風化防止か。
         でも、なにより思うのは時の速さ、ついこの前正月だ
         ったのに・・・。71年も同様・・・

7/29fri
梅雨明けや 日陰のルートを 犬選び
     (つゆあけや ひかげのるーとを いぬえらび)
        ※我が家の犬は5歳半ほど。シニアではない。なのに、
         この始末。犬は寒さより暑さに弱いようだ。関東地方
         は昨日梅雨明け

犬へばり 休憩多し 夏木立
     (いぬへばり きゅうけいおおし なつこだち)
        ※犬は体温調節の機構が限られている。今のところは、
         シニアの飼い主が対暑さでリードしている。
         散歩に出かける前に、頭部に水をかけてやると随分
         効果があるようだ。最近は喜んで頭を差し出す

7/28thu
町内の 学校春夏の 甲子園
     (ちょうないの がっこうはるなつの こうしえん)
        ※すぐ近くの木更津総合高が千葉県代表で甲子園行き
         を決めた。最後の4試合は全て1点差の試合をものに
         しての勝利だ。良い勝ちパターンだァ・・・。
         春選抜は昨年秋の関東大会制覇を受けての出場だっ
         ただけに大いに期待したものだ。
          (結果は惜しくもベスト8どまり)
         良くぞ、連続出場。投手の早川を軸に暴れて欲しい

7/27wed
夏木立 ヴィーナス静かに デッサンす
     (なつこだち ヴィーナスしずかに でっさんす)
白360-5.jpegヴィーナス胸像s.pngデッサン作品20170726s.jpg
        ※絵画教室3ヶ月ほど。S先生はちゃんとしたキャリア
         を積んだ方なので、シニア中心の生徒に基礎から様
         々に教えてくれる。初めてのデッサン。
         しかし、形状、質感ともに似ても似つかず・・・、先が
         楽しみと言うかなんと言うか・・目、顎の線、肝心な
         ところがダメ。ヴィーナスさん、ごめんね

        (追伸)友人から「ミケランジェロのダビデ像」か?との
            感想をもらう

7/26tue
割り勘で 若いエネルギー チューチューチュー 
     (わりかんで わかいえねるぎー ちゅーちゅーちゅー)
        ※昨日は目黒の自然教育園で待ち合わせ、一回り若い
         仲間と軽いウォーキングと飲み会の集い。ただ肝心
         の園は月曜日休園で、隣の庭園美術館に入った。
         開催中の企画展のテーマはなんと・・「こどもとファ
         ッション」。同行の4人もさっぱり関心はなく、殆ど
         展示物には目もくれず終い。苦笑、また苦笑。
         美術館でお金を払う時はせめて、開催中のポスター
         ぐらいは確認しましょう。目黒駅付近の居酒屋で、
         もう一度酒の肴に。
         この会の仲間はまだ現役もいて、とても楽しい

7/25mon
桃を摘む 梅雨の晴れ間の ニンマリ日
     (ももをつむ つゆのはれまの にんまりび)
        ※たった一本の庭の桃の木。摘果しつつ袋かけをし
         たのが約70個。そのうち落果したり、腐ってしまっ
         ているのが約20個。とにかく食えるのが残り50個
         ほどだが、そのうち虫と分け合わないで済んだのが
         30個弱。まあ大健闘。ただし、大きさ、味、色は問
         いません
白360-5.jpegIMG_20160725_070520s.jpg

支柱立て 柿をもぐ日の 皮算用
     (しちゅうたて かきをもぐひの かわざんよう)
        ※これもたった一本。しかも樹高2mほど。柿の木は
         よくしなるし、かつ折れやすい。小さい頃柿の木に
         は登るな、と言われた。特に当家の品種はそうらし
         い。実をつけると枝垂れ桜のようになってしまう。
         今年は対策が奏功してヘタ虫の被害が少ないよう
         だから尚更だ

7/24sun
ひぐらしや 存分に聞く この涼気
     (ひぐらしや ぞんぶんにきく このりょうき)
        ※昨日はまるで高原にいるような、涼しく爽やかな一
        日だった。いつも18時過ぎに店仕舞いするひぐらし
        が19時近くまで澄んだ鳴き声を聞かせてくれた

梅雨寒や 鬢を揃えて 鼻毛切る
     (つゆざむや びんをそろえて はなげきる)
        ※この涼しさに、延ばしていたミダシナミを・・・

梅雨末期 梅雨は末期と 梅雨惜しみ
     (つゆまっき つゆはまっきと つゆおしみ)
        ※昨日北陸が梅雨明け、関東東北が残るだけ。今日明
         日にも「明けていた」となるかもしれない。今年の梅雨
         は水源地の降雨量が少なく、結構不順だった。そして
         国内外とも多事多難だった。
         本来梅雨は好きだ。埃っぽさや暑さを抑え、多少は休
         んだらと言ってくれているよう。重要な句読点。なかっ
         たら大変・・・

7/23sat
スイカの蔓 行く手はカボチャの ジャングルに
     (すいかのつる ゆくてはかぼちゃの じゃんぐるに)
         ※昨年初めて植えた小玉スイカはビギナーズラック
          で成功。今年も挑んだが、そうは問屋は卸さない。
          思いがけない方向に伸び、優勢なカボチャの領海
          に侵入し、拿捕されそう。昨年は空中栽培、今年は
          地這い式だが

7/22fri
終点の 門仲の灯や 小名木川
     (しゅうてんの もんなかのひや おなぎがわ)
        ※7/15 本所・深川から門前仲町まで⑥
         木材の集積と商人の町で発展した木場。それも今で
         は、新木場に集団で移転して長い時間が過ぎた

居酒屋で 15000歩を 確認し
     (いざかやで いちまんごせんぽを かくにんし)
        ※門前仲町は深川不動尊にお参りし、大通りから一つ
         奥まった通りの居酒屋にイン。今日の全工程を終え
         る。5時半を回った頃、店は既に大賑わい。コースの
         一部を割愛したが、歩数は予定以上。快い疲労感

7/21thu
師と同じ 道をたどりて 霊巌寺
     (しとおなじ みちをたどりて れいがんじ)
        ※7/15 本所・深川から門前仲町まで⑤
         芭蕉庵を後にして、門前仲町へと南下する。翁は別
         れを惜しみ、日々の散策道とて霊巌寺まで我々を見
         送り給う

都立庭園 清澄訪ね 過半とす
     (とりつていえん きよすみたずね かはんとす)
        ※清澄庭園は都立9庭園のうち5ツ目。外側の道は何
         度か通っているが、入園は初めて。この地は江戸期
         に材木の集散地として発展し、紀伊国屋文左衛門の
         屋敷から始まったとされる。大名屋敷を経て、明治に
         入って岩崎家の所有となり、庭園として整備されたと
         か。典型的な明治期の回遊式林泉庭園という

7/20wed
師も時に 水の多さに 戦慄す
     (しもときに みずのおおさに せんりつす)
        ※7/15 本所・深川から門前仲町まで④
         ここが芭蕉庵とされたのも、大正年間台風による
         高潮で被害が出て、復旧工事の過程で芭蕉が愛
         蔵していた「石の蛙」が出土したからという。芭蕉
         の頃、どんな堤と護岸があったのか? 
         今、隅田の流れを見るにつけ、感じるのは眺望の
         良さよりも圧倒的な水の迫力である。雨につけ嵐
         につけ、心休まる日はなかったのではないか・・・
         (荒川放水路の出来る前の隅田川は荒川そのもの)

師に問わん 詩と胆力の ほとばしり
     (しにとわん しとたんりょくの ほとばしり)
        ※芭蕉の人となり、なにが奥羽の地に旅立たせたか?
         世に数多の説がある。西行への思慕の念から果て
         は密偵説まで・・・。武家を遥かに凌ぐ胆力があった、
         のは真実のような気がする。水への恐れなんて屁
         の河童だったか?

大川や 翁と呼ばれ 幾年ぞ
     (おおかわや おきなとよばれ いくとせぞ)
        ※江戸での生活を全て打ち切り、庵を売却して、「奥
         の細道」に旅立つのは芭蕉45歳の時。深川に来て
         9年が経過していた

7/19tue
渾身の 孫正義の 背負投げ
     (こんしんの そんまさよしの せおいなげ)
        ※英ARMの完全子会社化までの買収。巨額投資金
         額に今後どう見合っていくのか?などとギャラリー
         が囂(かまびす)しい。見識とひらめきと決断、並大抵
         の後継者には務まらないことを証明した

7/18mon
雨上がり 万年橋きわの 芭蕉庵
     (あめあがり まんねんばしきわの ばしょうあん)
        ※7/15 本所・深川から門前仲町まで③
         小名木川が隅田川に合流する辺りにあったという庵。
         芭蕉が36歳の時、日本橋から移り住んだという。
         もうすでに門人に囲まれた宗匠であったとか。小名
         木川の隅田川寄りの最後の橋の名が「万年橋」と知
         った。木更津で毎朝通る小櫃川にかかる万年橋と同
         名

庵の師 我らが歳を 問い給う
     (いおりのし われらがとしを といたもう)
        ※江東区立芭蕉記念館の分館として、庵の跡地(らし
         い場所)を高台とし、展望庭園になっている。悠々
         たる隅田の流れ、下流に清澄橋が見え、すぐ左手下
         で小名木川が合流している。堂々たる眺望である。
         芭蕉像あり。我々の年齢は庵の宗匠の2倍ほど、尋
         ねた彼もびっくりしていた・・・

7/17sun
二の橋は 平蔵と軍鶏と 熱燗と
     (にのはしは へいぞうとしゃもと あつかんと)
        ※7/15 本所・深川から門前仲町まで②
         この付近は池上正太郎の小説「鬼平犯科帳」の舞台
         でもある。モデルである長谷川平蔵は実在の人物。
         竪川二の橋袂には軍鶏鍋を商う五鉄という店があり、
         平蔵は部下とともに愛用したとある。

平蔵は 軍鶏を肴に 語りかけ
     (へいぞうは しゃもをさかなに かたりかけ)
        ※火付盗賊改方の平蔵はこうした雨の日にも店に立ち
         寄ったのであろうか。竪川を渡り、南に進むと深川。
         運河と掘割が縦横に走る

7/16sat
三の橋 歩き始めで 道尋ね
     (さんのはし あるきはじめで みちたずね)
        ※昨日は雨の中、いつもの仲間と東京本所、深川から
         門前仲町までを歩いた。我らのこのシリーズ、13回
         目にして遂に雨にあった。その上、歩き始めから方角
         に迷い、今日の前途はいささか暗くなる

竪川も 時雨るる二の橋 三の橋
     (たてかわも しぐるるにのはし さんのはし)
        ※この句はチョンボ、万太郎の
          「時雨るるや 麻布二の橋 三の橋」のパクリ
         今日は暑さを想定し、江戸の運河、堀沿いを歩き、
         隅田川を眺めて、少しでも涼を求めようとの企図で
         あったが、なんと・・・少し、肌寒い。最初の掘割、
         竪川は雨に煙っている

画然と 江戸新開地の 道と堀
     (かくぜんと えどしんかいちの みちとほり)
         この本所、深川地区は17世紀中頃に、当時の湿地、
         干潟や浅瀬を埋め立てた干拓地。碁盤の目のように
         通りは作られている

7/14thu
絵の具代 弟の世話に ならぬよう
     (えのぐだい おとうとのせわに ならぬよう)
        ※絵の教室に入って2ヶ月。刺激を受けて、家でも結
         構描いている。ここの句と同じく、下手でも枚数を稼
         ぐのを至上命題にしているから。
         ゴッホを気取って、弟に絵の具代を無心する事態を
         夢想するが・・・とてもとても、そこまでは。淡彩中心
         だし、枚数にしたって今の十倍くらい描かないと・・・

7/13wed
髪分ける 昔七三 今九一
     (かみわける むかししちさん いまくいち)
        ※これは冗談。「分ける髪があるだけいい」と、もう
         とっくに思っている。この歳で大勢に影響はない。
         でも、中曽根さんとか坂口さんは9.5までいって
         いたから・・・まだ先があるかァ

髪増やす 再生医療は お商売
     (かみふやす さいせいいりょうは おしょうばい)
        ※京セラが本格的に乗り出すとか。どうなるんだか?
         全国で、いや全世界でマーケットは広い。勝手にや
         って・・・

7/12tue
白桔梗 滅多にいない 和のおんな
     (しろききょう めったにいない わのおんな)
011s.jpg ※筆者は昔40年ほ
  ど前、暑い夏の朝
  10時ころ、渋谷駅
  に下りる坂道で、
  絽の和服を着て日
  傘をさした津島恵
  子に会いました。
  息を呑みました。
  重役出勤になって
  急いでいたことも
  忘れました




7/11mon
猛暑日や 全国ランクに 町がのる
     (もうしょびや ぜんこくらんくに まちがのる)
        ※真夏の夕方ニュースの定番は、今日の最高気温ラン
         キング。地形の関係からか、常連の市町村が覇を競
         っている。「どうせクソ暑いのなら・・・」とばかりに、猛
         暑日を楽しんでいる様子も。ゆとりですね

猛暑日は 2位じゃだめだと おばさんが
     (もうしょびは にいじゃだめだと おばさんが)
        ※昨日の参院選の結果、さしたる感慨はないが、蓮舫
         さんはなんのかの言ってもすごい人気。「舌鋒鋭く」
         が小気味いいのかな?「2位じゃだめですか?」は
         名言だった・・・

7/10sun
頭痛3日 長い付き合い 投票日
     (ずつうみっか ながいつきあい とうひょうび)
        ※一年に1、2度の頭痛に悩まされる。じっと通り過
         ぎるのを待つ。後頭部下部のちょっと中目が、ズキ
         ーンと周期的な痛みに襲われる。今回は一回の痛
         みがひどい・・・。病院にも行ったが、「検査をしてみ
         るかい?」。なにもわからず。頭痛は奥深い

開票や 早漏気味の 結果はやッ
     (かいひょうや そうろうぎみの けっかはやっ)
        ※最近の出口調査はデータ加工が急速に深まり、当
         確の出るタイミングが早い、早過ぎる。万端用意して
         開票開始を待っているのだ。しかし拮抗している選
         挙区ではそうもいくまい。選挙速報を楽しもう

7/9sat
カンナ咲く 国鉄官舎の 記憶ふと
     (かんなさく こくてつかんしゃの きおくふと)
        ※昭和30年代までの旧国鉄時代の地方駅の近くには、
         官舎(今で言えば社宅)、当時の従業員住居があっ
         た。2軒長屋式で木造駅舎と同じ色をしていた。なぜ
         かカンナの花を見ると、その光景を思い出す。駅構
         内にも赤いカンナが植栽されていた。故郷のなつか
         しい思い出の一つ。夕方近くを通ると、夕餉のにおい
         がしたっけ。昨日はカレー、今日は大根の千切りに
         油揚げの味噌汁のかおりが・・・

タバコ吸い 医院に並ぶ 新珍景
     (たばこすい いいんにならぶ しんちんけい)
        ※昔は病院の待合室にも灰皿があった。それが喫煙室
         に変わり、やがて建家外に追いやられ、今や病院敷
         地全域が禁煙。健康ブームのなせる業。愛煙家には
         肩身の狭い急速な喫煙排除だ。やや魔女狩り的なと
         ころもある。朝受付の列から一時離れて、タバコを
         吸っている人は現在では珍景、異景。親御さんの代
         わりに順番をとっているのだろうか?

7/8fri 
深夜料金 安く焼くパン 風味よし
     (しんやりょうきん やすくやくぱん ふうみよし)
        ※オール電化向きの電力料金、深夜に洗濯機を廻し、
         お湯を沸かし、パンを焼く。その代わり、昼間はエア
         コンを我慢して、熱中症の危険に堪える?
妻のパン 毎回具を変え 品を変え
     (つまのぱん まいかいぐをかえ しなをかえ)
        ※ネットで買った、安価なホームベーカリーが単機能
         ながら意外に頑張っている。食パンの具、いろいろ
         試していたが、結局残ったのはレーズンとクルミ。定
         番かな。バターの量や水の代わりに牛乳の使用で
         も風味は変わる・・・朝起きると、焼きたての香りが
         楽しめる

7/7thu
真夏日に バリウムの中元 腹の中
     (まなつびに ばりうむのちゅうげん はらのなか)
        ※涼しい夢のような日々は去り、今日は35度超の予
         想。それでも比較的カラッとしているので助かる

7/6wed
本来の 梅雨寒嬉し オジヤ食う
     (ほんらいの つゆざむうれし おじやくう)
        ※ここ3、4日の涼しさは格別

ネット闇 春系雑誌を 一掃し
     (ねっとやみ しゅんけいざっしを いっそうし)
        ※コンビニや書店の一隅に露出していた、いわゆるエ
         ロ本、エロ雑誌が駆逐されつつあるという。露出さ
         れなければ良いのか? 今までよりずっと広範囲に
         ずっと過激に、ネットの薄い幕の中に隠れただけ。
         出版の基準からもフリーで、なんでもあり・・・

7/5tue
アサリに死す 自殺行為の 潮干狩り
     (あさりにしす じさつこういの しおひがり)
        ※昨日炎天下の下、潮干狩りに行った。ポカリ持参、
         重装備で出かけたのだが、海上はジリジリ30度超
         え、超微風、正直危ういと思った。3時間余りで正午
         過ぎに上がった時には不思議に熱中症の兆候なし。
         周囲の高齢者らしい人々もどうやら元気だ。
         真夏日のこの土日、客で熱中症を訴えた者の有無を
         尋ねると、係の人の答えは「ゼロです」という。
         ここで仮説が浮かんだ。『微風の潮風が適度な塩分
         摂取となり、熱中症を避けられたのでは』と。考え
         出したら、次第に仮説の正しさに自信が湧いてきた。
         「潮風の呼吸がポカリの気体摂取に?」
         寡聞にして、この説が既に世の中にあるかどうかに
         ついては全く知らない・・・

7/4mon
みな薄毛 眉間のシワも とうに消え
     (みなうすげ みけんのしわも とうにきえ)
        ※会社同期会の続き
         一騎当千の強者もいた。ゆとりの優しいヤツもいた。
         押し出しの強いヤツも地味なやつも。共通していた
         のは日本経済活況期の最中に勤務に真剣に勤しん
         だということ。しかし、時は流れ、経済と社会は大き
         く変貌しつつある。意見はあるにしても・・・皆の顔は
         穏やかになった

上減って ヒゲを伸ばした ヤツふたり
     (うえへって ひげをのばした やつふたり)
        ※会うたびに似合ってきている

これからは 長生き競う 戦士かな
     (これからは ながいききそう せんしかな)
        ※いつも30人ほどの出席者があり、近況挨拶やおしゃ
         べりの中に良い刺激がある。さて、「世に憚って一番
         長生きするのは誰か?」 これからの楽しみ

7/3sun
50年 幼な馴染みの 顔となり
     (ごじゅうねん おさななじみの かおとなり)
        ※新日鉄時代の半年に一度の同期会に行く。会社の施
         設で、今回から出席者が増えたのでテーブル席だ。
         むし暑い日、なつかしい顔、いい一日

病欠の友あり 「古い顔」歌う
     (びょうけつのともあり ふるいかおうたう)
        ※会は長いおしゃべりの後、立ち上がり、肩を組んで、
         この歌を歌う。アァ、足腰がふらつくよ・・・支えてくれる
         ヤツがいる

            子供の頃に 遊んでた
            学生時代に つき合った
             いろんな友が いたけれど
              みんなみんな 今はない
             ああ なつかしい 古い顔

            夜おそくまで 坐り込み
            わらって飲んだ ものだった
             あの仲良しの 飲み仲間
              みんなみんな 今はない
             ああ なつかしい 古い顔

            恋をしたっけ 素晴らしい
            美人だった あのひとは
             今じゃ会えない 人の妻
              みんなみんな 今はない
             ああ なつかしい 古い顔

            心許した 友達は
            兄弟よりも なつかしい
              同じ家に なぜ君は
              生まれて来ては くれなんだ
             そうすりゃ今ごろ そばにいて

            亡くなった友 去った友
             いろんな昔を語ろうに
               みんなみんな 今はない
             ああ なつかしい 古い顔


7/2sat
泰山木 十日間待って 大花ポン
     (たいさんぼく とうかかんまって おおばなぽん)
白360-5.jpegIMG_20160624_094534s.jpg

※知人宅から貰って
 きた泰山木の蕾。
 硬かった蕾が十日
 目で開いた。

 かすかな柑橘系に
 木のにおいが加わ
 って、落ち着いたも
 のだ。

 分厚い花びら、堂
 々たる名花っぷり。
 こんな目前で開い
 たのを見るのは初
 めて。

 今シーズンはこれ
 で終わり・・・かな
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