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仙人の「筑波戦観戦記」                                                        [早大ラグビー部2017]

          酔狂不安仙人 日記 2017.10.15

仙人b.jpg  霧雨の煙る秩父宮に筑波戦を観に行
 ってきました。夏の菅平での東海、帝
 京戦での惨敗があり、これを引きずっ
 ている訳でもないだろうが、
   日体戦(54:20)
   青学戦(94:24)
 と得点はまあまあだがアレッ?というよ
 うな失点があり今日の筑波戦でつぶさ
 に確認したい気持ちが抑えられなかっ
 たというのが本音だ。

結果は33:10での勝利ということだが、今日の試合ついては大外を抜
かれるようなこともなく、ディフェンスも最後まで機能していたが、筑波
のミスに助けられた面もある。

試合は前半はほぼ互角の戦いであったが、後半に早稲田が1分、6分
と立て続けにトライを取り引き離し、そのまま難なく終了というハラハ
ラドキドキのないゲームでした。

課題は多い。スクラムは特に前半押されていた。(明治も前半スクラム
で押されたらしいから筑波が強いのかも?)後半は修正したのか筑波
のスタミナが切れたのかほぼ互角で、昨年の第一列の抜けの穴がま
だこの時期で埋まっていないことを実感した。

またこの時期では大幅に改善されているべきミス(ノッコン、スローフォ
ワード、ノットストレート、タッチキックミス)が相変わらず多く、ゲーム
の流れを切るだけでなく、チャンスからピンチへと(筑波サイドも同じ
だったが)自らの首を絞めることになる。

ラインアウトも改善点が多い。マイボールを安易に相手に渡してしま
うケースが数件あり戴けない!また、今日は敵陣マイボールからの
モール攻撃が全く見られなかった。一時は早稲田のお株だったのだ
が、磨いておいてあるのかしらん?と気になった。(その代わり筑波
のモール攻撃にはよく対応し分断していた)

ディフェンスは大きな破綻なく終ったが、タックル、ラックからの戻り
が遅く、ギャップが出来そうな場面が散見された。
BE THE CHAIN を標榜するチームとしては、得点チャンスはあ
まり多くないのだから、防御は2次,3次と伸びて欲しい。

今日の試合では、キャプテン加藤は言うまでもなく、働くべきキーマ
ンが良く動いていた。SH斉藤は実によく動いてどこにでも顔を出し
て捌くし、SOの岸岡(ノッコンがあったが)も的確なキック。
No8下川(1年生)やWTC中野、WTB佐々木、FB古賀(1年生)も
前評判通りの活躍であった。

問題はこれから!28日の帝京戦をはじめに後半戦に入り、大学選
手権へと続くが、率直に言って今の早稲田ではこれに対応出来ない
のではないか?

少なくともこれだけは!

  スクラムトライを狙うようなFWは早稲田本来ののFWでは
  ない! 相手の球出しを遅らせたり方向を変えさせたり、
  マイボールを絶妙にコントロール出来るようなスクラムで
  充分。

  モール攻撃への対応力の強化

  ラインアウトはせめてマイボールの確保を最優先に

  優秀なプレイヤーは必ずマークされているので裏の裏のサ
  インプレイを幾つか用意し、相手の防御を混乱させギャップ
  を作る。

  それよりも何よりも、詰まらぬミス・ペナルティーを無くすこと

昨年の帝京戦は早稲田ノートライの3:75の惨敗でした。1年かかって
どこまで詰められたかが28日に実証されます。 

                          酔狂不安仙人
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