SSブログ

仙人への返信 2018.12.24                            [早大ラグビー部2018]

仙人様へ 
  「大学選手権準々決勝 早慶戦 早稲田十八番の逆転」

居士.png 仙人さん、早稲田は予想通り(い
 や、期待通り)慶応を倒しました。
 それもラグビーの魅力、醍醐味を
 これ以上ない形で見せて。

 敗色濃厚な試合のロスタイムの
 最後の最後に劇的な逆転トライ!

 血が沸騰して全身を駆け巡り、観
衆は思わず立ち上がって雄たけびを上げ、又、ため息を漏らした
ことでしょう。

対抗戦で早稲田に敗れた慶応は、リベンジを誓って対策を練り上
げ、練習を重ねました。しかし、今回も慶応は勝てなかった!
慶応の選手は生涯この試合を忘れることはないでしょう。

残念なことに、私は明治と東海大の試合をBSで観戦してました。
早慶戦のテレビ放映がなかったからです。明治が辛勝した直後の
ことです。アナウンサーが、もう一つの試合(早慶戦のこと)は「試
合はまだ終わっていないが、慶応がリードしている」と「サラリ」と
報じました。

「えっ、何だって?」私は耳を疑いました。早稲田は苦戦するだろう
が負けることはない、と思っていたからです。その後、パソコンで検
索を続けて、ちょっと時間がかかりましたが、「早稲田、ロスタイム
にトライ。逆転1点差で!」を知りました。 やったぜ、ベイビー!

この試合、慶応のデイフェンスも素晴らしかったが、早稲田は慶
応の猛攻に堪えて、最後に十八番の「横+ウィング」で試合を決
めました。強いチームと戦う時の早稲田必殺の戦法。100年の
歴史を持つ早稲田ラグビーの「DNA」戦法です。


ところで、伝統ある早明戦で早稲田はロスタイムに得点を挙げ
「引き分け」たり「逆転勝利」しています。以下はその例です。

1)1990年
   ・ロスタイムに、早稲田は今泉が70M独走して引き分けの
    トライ  早稲田24-明治24 

2)1995年
   ・ロスタイムの最後に、山本が75M走って逆転のトライ
     早稲田20-明治15

3)2001年
   ・ロスタイムに、武川がPG(3点)で逆転
     早稲田36-明治34


上述の3つの早稲田のロスタイムでの逆転は偶然でも幸運でも
ない。ラグビーには試合前半、後半、そしてロスタイムの3つの試
合時間帯があって、粘り強い早稲田が時々ロスタイムに必殺の
逆転劇を見せてくれる、ということです。

体格がよくて鍛え上げれば、強いチームになれるでしょう。しかし、
そのようなチームがラグビーの持つハラハラドキドキの面白さを
見せてくれるとは限りません。大学ラグビーにおいて、早 稲田は
最も面白いラグビーを見せてくれる、そう思います。


正月2日の早明戦は見ものです。明治はすべてを「前に」に賭け
てくるでしょう。土俵際でその明治を早稲田がどうやって料理す
るか。早稲田の頭と腕の見せどころです。

「ハード」と「ソフト」の試合。「ハードをしのいでソフトが勝つ」
初夢が正夢になることを信じて早稲田を応援します。


皆さん、よい年をお迎えください。
                         府中闘球居士
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。